公開質問状「VIII. 女性の人権」の回答

Q17.(夫婦別姓)

最高裁判所は、昨年、夫婦別姓を認めない民法の規定について憲法違反ではないという判断を示す一方、制度のあり方については国会で論じられるべきだと指摘しました。これを受けて、野党4党は選択的夫婦別姓を認める民法改正案を国会に提出しました。与党側は「党内議論がまとまっていない」という理由で、今国会では審議入りしない見通しです。

選択的夫婦別姓制度の導入についてどのようにお考えでしょうか。まずa〜cから回答をひとつ選んだ上で、その理由について1から6の中でご自身のお考えに近いものをご選択ください。(理由については複数選択可
(典拠:『毎日新聞』2016年5月12日付

  1. 望ましくない。
  2. 望ましい。
  3. どちらとも言えない。
自民党 ニノ湯さとし 幸福実現党 大八木みつこ
回答なし
党の公約を見てくれと返答
回答待ち
民進党 福山哲郎 日本共産党 大河原としたか
b b
(理由)
  1. 夫婦同姓であってこそ家族としての一体感が生まれるから。
  2. 夫婦が別姓の場合には子どもに望ましくない影響が生じる可能性もあるから。
  3. 仕事上で不都合があるなら、法律で通称使用を認めればよいから。
  4. 家族のつながりは、姓の同一性ではなく愛情や信頼にあるから。
  5. しばしば女性の側が改姓を否応なく迫られることにより、自らのアイデンティティを否定される思いをするから。
  6. 通称がすべての職場で認められるわけではなく、仕事を持つ女性にとって改姓は現実的な不利益にもつながるから。
自民党 ニノ湯さとし 幸福実現党 大八木みつこ
回答なし
党の公約を見てくれと返答
回答待ち
民進党 福山哲郎 日本共産党 大河原としたか
4、5、6 4、5、6

Q18.(日本軍慰安婦問題)

昨年末の慰安婦問題にかわる日韓合意において、日本政府は謝罪の意を表明し、韓国政府が元慰安婦の方々の支援を目的として設立する財団に対して10億円を拠出するとする一方、日本大使館前の少女像(平和の碑)について韓国政府が「適切な処置」をとることを求め、これをもって「.終的かつ不可逆的な解決」とする見解を示しました。

この日韓合意について、どのようにお考えでしょうか。まずa〜dから回答をひとつ選んだ上で、その理由について1から4の中でご自身のお考えに近いものをご選択ください。(理由については複数選択可

  1. 合意を廃棄すべきである。
  2. 合意を履行すべきである。
  3. 合意を履行すべきである。ただし、安倍首相が自ら謝罪すべき内容に具体的に言及するとともに、少女像にかかわる要求を取り下げることが必要である。
  4. 合意をいったん廃棄した上で、日本政府は、女性の人権という観点から日本軍兵士による性暴力について法的責任を認め、明白な謝罪と補償をおこなうべきである。
自民党 ニノ湯さとし 幸福実現党 大八木みつこ
回答なし
党の公約を見てくれと返答
回答待ち
民進党 福山哲郎 日本共産党 大河原としたか
b(大筋として) d

(理由)

  1. 強制連行された証拠がない以上、日本軍慰安婦は一般の売春婦と同様であり、当時合法だった売春について謝罪や補償は不要だから
  2. かつて「河野官房長官談話」が認めたように、日本軍慰安婦が総じて本人たちの意思に反して徴募され、慰安所において苦痛を経験したことは否定できない。ただし、日韓基本条約(1965年)により補償問題は「解決済み」である以上、今回の合意以上の謝罪や補償は困難だから。
  3. 合意の内容は不十分であるものの、日本軍慰安婦とされた女性が次々と亡くなっていく状況に鑑みて、この合意を糸口として問題の解決を図らざるをえないから。
  4. 日韓合意は、当事者の頭越しになされた「合意」である点で交渉のプロセスに致命的な問題を抱えているから。
自民党 ニノ湯さとし 幸福実現党 大八木みつこ
回答なし
党の公約を見てくれと返答
回答待ち
民進党 福山哲郎 日本共産党 大河原としたか

女性の人権(自由記述欄)

【参考】自民党・参院選公約の要旨

自民党参院選公約要旨

「旧姓の幅広い使用を認める取り組みを進める。住民基本台帳とマイナンバーカードで旧姓併記を可能にする。」
「婚姻時における夫婦の姓や親子関係のあり方について国民的議論を深める。」

民進党 福山哲郎

女性の平均給与額は男性の約7割しかなく、賃金格差が大きく開いている。同じ価値の仕事をすれば同じ賃金が支払われるよう、同一価値労働同一賃金の法定化する。政治分野においてクォータ制を導入し、人口の半分を占める女性の声が正当に議会へ届く環境をつくる。DV防止法やストーカー規制法の改正をすすめ、被害者の尊厳を傷つける犯罪に厳しく対応し、性暴力被害者のこころ、からだ、暮らしをワンストップでいたわり、支援できるしくみをつくる。

日本共産党 大河原としたか

選択的夫婦別姓の導入は速やかに行われるべきです。職場での旧姓使用が認められているとしても、健康保健証、運転免許証、パスポートなどの公的書類は戸籍上の姓で作成されるなど、旧姓のまま、婚姻前のように社会生活を営むことができるわけではありません。現状、婚姻に伴って姓を変えるのは、大半が女性であることからすれば、現在の婚姻制度は女性に対して負担を課しているものと言わなければなりません。

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