公開質問状「II. 憲法 自由記述欄」の回答

憲法(自由記述欄)

【参考】自民党・参院選公約の要旨

自民党参院選公約要旨

「参院選挙制度は都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に憲法改正を含めそのあり方を検討。自主憲法の制定は党是だ。衆参の憲法審査会における議論を進め、各党との連携を図り、国民の合意形成に努め、憲法改正を目指す。」

民進党 福山哲郎

憲法改正については、内容によって改正そのものを否定はしない。ただし、違憲な集団的自衛権の行使を閣議決定し、安保法制を強行に採決することは、憲法の規範性、継続性を損なうものであり、断固として認めることはできない。自民党の掲げる憲法草案は人権を制限するものであり、かつフルスペックの集団的自衛権を認めるもので、戦後、専守防衛を国是とした日本のあり方、国の形を大きく変えるものであり、容認できない。

日本共産党 大河原としたか

もそも憲法は、権力者が、その権力の強大さゆえに、市民・国民に対してしばしば横暴な権力行使を行ってきたことへの反省にたち、権力者の権力行使を制約して、市民・国民の自由を確保するところにその本質があります。日本国憲法もまた、国務大臣、国会議員などの公務員には憲法尊重擁護義務を課し(99条)、国民には課してないことから、同じ考えのもとに制定されています。自衛隊を「軍」にしようとする9条改悪や、有事(戦時)に国民統制の手段として利用される「緊急事態条項」の創設など、憲法改正には反対です。むしろ、日本国憲法を遵守し、その定められている内容を現実の政治の中で十分にいかし、実現していくことが何よりも求められています。例えば、表現の自由(21条)や生存権(25条)、両性の平等(14条、24条)、労働基本権(28条)、刑事手続における人権保障(31条以下)などは、現在もなお、憲法の定める理念が実現しているとは言えない状況にあります。こういった状況を、憲法の定める理念に近づけていくことが何より重要だと考えます。

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